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その頭痛、痛み止めでしのいでいませんか?

「また頭痛か…とりあえず薬を飲んでおこう」

そんなふうに、頭痛を痛み止めでやり過ごしていませんか?

忙しい毎日の中で、痛みをすぐに抑えたい気持ちはよくわかります。でも、その頭痛には必ず「原因」があります。痛みを抑えるだけで終わらせていると、からだの中では何も変わっていないかもしれません。

今日は、頭痛の根本的な原因と、なぜ「痛み止めだけ」では不十分なのかについてお話しします。

目次

その頭痛、どこから来ていますか?

頭痛にはさまざまなタイプがありますが、多くの方が経験されているのが「緊張型頭痛」と呼ばれるものです。

頭全体が締め付けられるような、重苦しい痛み——心当たりのある方も多いのではないでしょうか。

この緊張型頭痛の原因として、私が施術を通じて多く見てきたのが、首の骨(頸椎)の歪みです。

首の骨がずれたり傾いたりすると、その周囲を通る神経や血管が圧迫されます。神経が圧迫されれば痛みやしびれにつながりますし、血管が圧迫されれば脳への血流が悪くなり、酸素が十分に届かなくなります。

脳の細胞に必要な血液が行き届かないことで起こる、あの締め付けられるような痛み——多くの頭痛は、こうしたメカニズムで起きていると考えています。


なぜ首の骨は歪むのか?

では、なぜ首の骨は歪んでしまうのでしょうか。

その大きな原因は、首や肩まわりの筋肉のこりです。

筋肉が硬くこわばると、骨を引っ張ってしまいます。その状態が続くことで、少しずつ骨の位置がずれていくのです。

そして、筋肉がこる原因は人それぞれですが、よく見られるものとして——

  • 運動不足(筋肉が弱まり、支える力が低下する)
  • 姿勢の悪さ(デスクワーク、スマホの見すぎなど)
  • からだの使い方の偏り(同じ動作の繰り返し、片側ばかり使うなど)
  • 慢性的なストレス(緊張状態が続くと筋肉もこわばります)
  • からだの冷え(血流が悪くなり、筋肉が硬くなりやすい)

特に多いのは「保育士さん」

これまで、頭痛や肩こりで来院される方の中で特に多かったのが保育士さんです。

子どもと接する仕事は、想像以上にからだへの負担が大きいもの。低い位置での作業、不安定な姿勢での抱っこ、予測できない動きへの対応——こうした複雑な姿勢を一日中続けることで、首や肩には相当な負荷がかかります。

特に「子どもを抱く」という行為は、片側に重さが偏りやすく、からだのバランスを崩しやすい動作です。これを毎日何時間も続けていれば、筋肉がこり、骨格が歪み、頭痛につながっていくのも無理はありません。

もちろん保育士さんに限らず、介護職の方、デスクワーク中心の方、スマホを長時間使う方なども同様のリスクを抱えています。


痛み止めでは「根本」は変わらない

ここで考えていただきたいのは、痛み止めは「痛みを感じにくくする」ものであり、「こり」や「血流の悪さ」を改善するものではないということです。

薬を飲めば、一時的に痛みは和らぐかもしれません。でも、首や肩のこりはそのまま。血流の悪さもそのまま。

つまり、痛みの「原因」はからだの中に残り続けているのです。

そのまま放置を続けるとどうなるか——私は施術を通じて、多くの方のからだを見てきました。

首や肩のこりが慢性化し、血流の悪い状態が続くと、頭部への血液循環にも影響が出てきます。すると、頭痛だけでなく、さまざまな不調につながっていく可能性があります。

  • 頭がぼんやりする、集中力が続かない
  • 耳鳴り、めまい
  • 目の疲れ、見えにくさ
  • 寝つきの悪さ、眠りの浅さ
  • 気分の落ち込み、不安感

「たかが肩こり」と思われがちですが、肩から上への血流が滞ることで、思いもよらない不調を招くことがあるのです。


整体でのアプローチ

整体では、まず「頭痛がどこから来ているのか」を丁寧に見ていきます。

首や肩の筋肉の状態、頸椎のバランス、そしてそのさらに奥にある原因——からだ全体を見ながら、本当の原因を探っていきます。

当院では、手技によって硬くなった筋肉をほぐし、首や肩まわりの緊張を取り除いていきます。そのうえで、頸椎のバランスを整え、神経や血管への圧迫を軽減することを目指します。

また、必要に応じて電気療法も併用します。電気の刺激によって血流を促し、からだ本来の回復力をサポートすることができます。

さらに、施術だけでなく、なぜその症状が起きているのかという生活習慣についても一緒に考えていきます。姿勢のクセ、仕事でのからだの使い方、睡眠の取り方——日常の中に隠れている原因を見つけ、再発を防ぐためのアドバイスもさせていただきます。


血管の健康を守るために

頭痛の根本には「血流の悪さ」があるとお伝えしましたが、血流を良くするためには血管そのものの健康も大切です。

血管は、膨らんだり縮んだりを繰り返すことで血液を送り出しています。この動きがスムーズに行われるためには、血管がしなやかである必要があります。

血管が硬くなると、血流が滞りやすくなるだけでなく、血圧(特に最低血圧、心臓が拡張して血液をため込む時の圧力)にも影響が出てきます。

血管の健康を保つために、日常生活で意識していただきたいことがあります。

  • 塩分・糖分の摂りすぎに注意する
  • 適度な運動を習慣にする
  • 十分な睡眠をとる
  • ストレスをためすぎない
  • からだを冷やさない

こうした生活習慣の積み重ねが、血管のしなやかさを保ち、結果的に頭痛の予防にもつながっていきます。

日々のセルフケアの重要性

日々のセルフケアは大切です。

【肩まわりの緊張をゆるめる】

  • 1時間に一度は肩を回す、首をゆっくり動かす
  • お風呂でしっかり温まる
  • 寝る前に軽いストレッチをする

【姿勢を意識する】

  • パソコン画面の高さを調整する
  • スマホを見るときは目線を下げすぎない
  • 長時間同じ姿勢を続けない

【ストレスをためない工夫】

  • 睡眠時間を確保する
  • 深呼吸を習慣にする
  • 自分なりのリラックス法を持つ

——こうした習慣は、からだの状態を良く保つために役立ちます。

小さなことの積み重ねが、からだを変えていきます。

もちろん、長年かけて積み重なった深いこりや、自分では気づけないからだの歪み、無意識のクセ——これらは、自分の手だけではなかなかほぐすのが難しいです。

整体では、ご自身では届かない深い層の筋肉にアプローチしたり、からだ全体のつながりの中から本当の原因を見つけ出したりすることができます。

セルフケアは「良い状態をキープするためのもの」、整体は「根本から整えるためのもの」——この両輪で、からだは本当に変わっていきます。

最後に——何か起きる前に

頭痛は、からだが発している「このままだと限界ですよ」というサインかもしれません。

痛み止めでごまかし続けるのではなく、そのサインに耳を傾けてみてください。

首や肩のこりをほぐし、血流を整え、からだ全体のバランスを取り戻すこと——それが、頭痛だけでなく、さまざまな不調を防ぐことにつながります。

何か起きてからでは遅い。だからこそ、今から始めましょう。

もし慢性的な頭痛や肩こりでお悩みでしたら、ぜひ一度ご相談ください。あなたのからだと一緒に向き合い、根本からの改善をサポートいたします。

本記事は整体師としての経験と東洋医学・西洋医学の知見に基づく見解であり、医学的な診断・治療を目的としたものではありません。強い頭痛や急な症状の変化がある場合は、医療機関への受診をおすすめいたします。

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